マルチスクリーン時代のスマートフォン利用動向

2014年はiPhone6の登場で、ますますマルチスクリーン対応は必須になりそうです。

マルチスクリーンとは何でしょうか?

スマートフォン、タブレット、PC、Googleウォッチなど、ユーザーは様々なサイズのスクリーンを持ったデバイスからアクセスするのが一般的になりました。

これが「マルチスクリーン時代」です。ユーザーが毎日メディアに接触する時間の90%が複数のメディアを同時に利用するマルチスクリーン利用だと判明しています。
逆に新聞やラジオなどは、これからほとんど出番がなくなることが予想できます。

スクリーンメディアへの接触方法として、スマートフォンは最も一般的なスタート地点なのです。

 マルチスクリーンの利用タイプとして次の3つの利用が主に考えられます。

まず一つ目は、引継利用です。スマフォで検索してからじっくりとPCで見る場合です。

次にマルチタスク
テレビやゲームをやりながらスマフォを利用する。

さいごに補完的利用
航空券をPCで買ってスマフォでチェックインをする。

そして、ユーザーのデバイス利用動向はどうなっているでしょうか?
朝起きて、朝食・通勤する時間帯は圧倒的にスマートフォンを利用している。お昼になると仕事をPCでこなしながらプライベートな情報をスマートフォンで受け取る。夜のリラックスタイムはタブレットを利用する。

サイトの滞在時間が長いのはリラックスタイムであり、ECサイトなどではゴールデンタイムと呼ばれています。もちろんコンバージョン(成約)に繋がる確率も高くなります。

すべてのユーザーがこのような利用動向ではありませんから、ターゲットとなるユーザーのライフスタイルを推測していくことがとても重要になってきます。ユーザーの1日を通じた行動パターンを推測し、メールを送信したり、広告出稿時間などを検討していくことで、コンバージョン率も高くなります。